/ Kaz /

お正月の準備

花屋さんはクリスマスと並行してお正月の準備に追われるので、この時期洋と和が入り乱れる感じになります(笑)

クリスマスが終わると正月一色。

御多分に漏れず、uni-flowersでも一気にお正月モード。

門松の設置にお花の仕入れ、お正月用のレッスンと、バタバタしております。

年末来たなー!!って感じで駆け抜けます!

インターフローラワールドカップの話⑤

ワールドカップの話⑤です。

多くの方々からメッセージをいただいた国旗をもらいました。そして出発する直前に師である吉野実江子先生に直接メッセージを書いてもらいに京都へ。そのままフィラデルフィアへと発ちました。

普段、あまりそういった事で泣く事ないドライな僕ですが(笑)

これ見たとき泣きました。

今回のワールドカップは大会日程に入るとアシスタントは1名と決まっていました。

大阪の花福代表の山崎克己さんにアシスタントとして同行してもらい、

僕と克己さん含め4名が先にフィラデルフィアに入りました。

ひとまずロス到着、トランジット→フィアラデルフィア

荷物多くて。。。大変。

大会の準備日より二日前に入り、現地でホームセンター等周り必要なものを買い揃えていきました。

二日間なんてあっという間に過ぎ、

ウェルカムパーティー、直前のQ&Aが行われ、大会日程が始まります。

今回大会はフィラデルフィアフラワーショーと言う歴史ある大きなイベントのメインとして行われました。

そして、大会日程へと入っていきます。
この準備日から激しくハードな日々が。。。

インターフローラワールドカップの話④

ワールドカップの準備の話の続きです。

こちらで準備するデザイナーチョイスは3種目。

2種目目は花束。

水引と和紙を重ねた土台を創り、最終的に自身でスーツケースに詰め込んで持っていきました。

花束はあまり得意ではない事はよくわかっているので。。。

ギリギリまで色々と組んで試行錯誤しました。

第3種目はテーブルデコレーション。

檜とアクリル、竹を使ったデザイン。

土台は友人に依頼して、強度の問題、空輸によるねじれの事、何度も何度も打ち合わせをし、少しずつ進めていきました。

「もしも」の対処だけはできるように、考えぬきました。

おかげで、アメリカの現場では破損もなくすべてうまくいきました。

 

使用するプラチューブはこの200本。

全てに水引を巻いています。

後はこの創った土台の空輸する為の梱包を行なっていきます。

すべてのパーツの写真を撮り、それをどう重ねて梱包するか。なるべく小さくまとめるにはどの方法が良いか?

土台が全て出来上がったのか、空輸のギリギリのデッドラインだったので、とても大変な作業でした。

最終的にトラックに積み込み、関空まで陸送してもらい、立ち合いのもと全てのパッキングを行いました。

(現場で、梱包を開いてどこに何が入っているかわからないととても困る為立ち合いました。)

ひとまずこれで空輸の準備が終わり、少しホッとしたのを良く覚えています。

もちろん並行して花材のチョイス、手配も行っていました。

花材は今回フレネット日比谷さんがバックアップしてくださり、なにわ市場さんの協力の元ニューヨークへ送り、そこから陸送でフィラデルフィアへと送ってもらいました。

僕は日本の花をなるべく使いたかったので、生産者の方々にも多くのご協力をいただき9割方は日本の花達を使用しました。

今日はひとまずここまで。

次回に続く。。。

 

インターフローラワールドカップの話③

連日のupです。

ワールドカップの話③

資金調達をある程度クリアし、ここからは並行してデザイン出しと作業です。

デザイナーズチョイス(自身が花を生ける土台や花材を選んで現場で競技をする。すべてデザイナーがチョイスできる)が、3種目とサプライズ競技(花材、土台などの資材を当日その場で発表)が1種目の4種目で予選が行われます。

まず、デザイナーズチョイスのデザイン出し。それぞれにテーマやルール、サイズなどが決まっていますので、そのテーマに沿ってデザインを出し、その土台となるものを作っていきます。

今回、和紙、檜、水引、竹といった日本の素材を現代的(古典的ではなく、cool japan)に使いたい。と言うのがすべてのコンセプトでした。

この土台は和紙を重ね、そのカットした質感で見せるデザインです。

ちなみに1万枚以上の紙をすべて手作業で割いていきました。(何人かのアシスタントの人達が毎晩のように入れ替わり立ち替わりで一週間以上かかりました。)

全体的なスケール感は高さが2m 50㎝ぐらいです。

ここから檜の骨組みを組みました。

こんな感じです。

それを一度すべて梱包の為バラします。(なるべく小さくノックダウンさせる事で空輸の経費を削減できます)

すべてのデザインは一度組んでばらせるように考えています。

ひとまず今日はこのあたりで(笑)

 

インターフローラワールドカップの話②

昨日から書いているインターフローラワールドカップの話。

日本代表戦を勝ち抜き、2018年の10月半ばに出場が決まり、そこから準備が始まりました。

ワールドカップに出場するにはかなりの資金がかかります。

その資金調達の一つの方法としてクラウドファンディングを試みました。

1人では無理なので、色々な人に意見を聞き三人のチームで取り組みました。

何故クラウドファンディングだったのか?

これが成功すれば、次の世代の一つのモデルケースになるのでは?と考えたからです。

この挑戦は多くの方々にご支援頂き、達成する事ができました。

もちろんそれだけではなく、その他ご支援していただける企業様などを周りました。

資金面がクリアになる事でやっとデザインを考えられるようになりました。

そして2019年を迎える事に。