/ Kaz /

インターフローラワールドカップ アメリカ フィラデルフィア大会の話 

昨年出場したインターフローラワールドカップからちょうど一年が経ちました。
昨年末、このお話すべて終わらそうと思っていただのですが。。。無理でした(笑)
現地入りしてQ&Aのミーティングのところまで書いたので、一気に準備日程(2日間)~本戦の話です

三方を囲まれ、基本的に各国のデザインなどが見えない、準備ブース。
これが一階にあり、基本準備はすべてここで行います。

23か国の選手たちの花が一斉に集まり、それを集め、準備ブースへ移動→水あげしていきます。
(水場が少ないので大渋滞。。。かなり無駄に時間を使いました。)

競技ブースは2階。一回に集められた土台を2階へ移動し、ノックダウンして輸送した土台を組み立てます。
この画像に時点で準備日の二日目に突入してます。(一日目は水あげ、花材の仕分けなどで終了)

慣れない場所での準備はいつも以上に時間がかかりました。
(各国の選手も大変そうでした。時間が足りない!!と言ってましたね)


各国の代表選手とアシスタント。入場のリハーサル。
ちなみにアシスタントの作業範囲は厳しく定められていました。
その為、作品に取り付けられたグラスチューブ(試験管)に水を入れるのも選手のがすべて行いました。

TASK1
テーマ

建築との調和
(Harmony in  Architecture)

制限時間 120分


TASK2

テーマ

色の力
(Strength of Color)
制限時間 90分

TASK3

テーマ
花の力
(The Power  of  Flowers)

カテゴリー
二人のためのテーブルデコレーション
(Table setting for two)

制限時間 120分

ここからはサプライズパッケージと呼ばれ、当日その場で花材、資材を準備され
即興でデザイン、製作していきます。

TASK4

サプライズパッケージ

Season of  Bloom

ここまでの4競技は23か国の選手全員が行い、その得点の上位10名がセミファイナリストに選ばれます。

多くの観客の前で一人一人の国名、名前が呼ばれ登壇します。
僕自身、セミファイナルに進めるかは本当に分からなかったのですが、
トップ10に入ることができセミファイナル競技に進みました。

TSAK5がセミファイナル競技でこれもサプライズパッケージです。

テーマは

個性の力

制限時間は90分

最後までやり切りましたがファイナル5名には残ることはできませんでした。

ファイナーレは各国選手、アシスタントとパレード。

この瞬間は何とも言えない、やり切った気持ちと安堵感。
そして代表に決まってからここに至るまでのきつかった日々からの解放感。
言葉では言い表せない幸せな気持ちでした。

僕のインターフローラワールドカップへの挑戦が終わりました。

本当に夢のような時間でした。

ありがとうございました!!